2020年度の卒所式を実施しました(くでん)

くでん学童では高学年の子たちも多数在籍しています。6年生には、学童でも毎年「卒所式」を開催し、子どもたちを送り出しています。

 

今年6年生の子たちの卒所式を行いました。

この学年は1年生21名入所と、とても大人数入所した年でした。残った子たちもたくさん!なんと11名。

世間では低学年中心の学童が多い中、6年生がいっぱいいてとてもうれしいです。

 

今年の6年生もコロナに翻弄された年でした。学校行事もほとんどなく、色々残念な事や我慢を強いられた事もあったと思いますが、子どもたちはみんなたくましく毎日を過ごしていました。

学童では、低学年の子たちの面倒もたくさん見てくれて。お兄ちゃん・お兄ちゃんに会いたいから学童に行く!という子もいました。

 

1年越しの2019年度の卒所式と同じく、会食もなくZOOM併用と簡素な開催となりましたが、新しい建屋でみんなを送る事ができてとてもうれしいです。


卒所生の保護者から「お姉ちゃん(くでんOG)から、神保先生のコンパクトをどこかで必ず撮ってきて!と何回も頼まれていて・・・」の一言から、神保先生が伝統芸(?)のコンパクトを披露してくれました!今年は大家族旅行が出来なかったからか、アンコールのマッチョマンは歌詞が飛ぶ場面も!

 

とても大盛り上がりでしたね。

 

今年はコロナの影響でこういうみんなで大盛り上がりできる機会が本当になかったなとしみじみ感じました。早く前のように遊びたいですね。


卒所生スピーチ

「一番の思い出は、4年生の時に行ったシニアリーダーキャンプと初めて学童に来た日です。シニアリーダーキャンプは5年生・6年生と深夜11時くらいまでモノポリーやって楽しかったです。

1年生の頃、別の学童に行っていたけれど、帰りにくでん学童が見えて楽しそうだなと思って、お母さんに相談しました。お母さんが『じゃ行こうか』と言ってくれたので、もう申し込んでくれたんだと思って、次の日さっそく『今日から僕ここに来る事になったんですが!』と、くでん学童に行ったのが思い出です。心配で迎えに来た前の学童の先生に怒られました(笑)」

 

「お兄ちゃんが行っていたので、赤ちゃんの頃から来ていたけれど、1年生で初めて来た時は同じ保育園の子もいなく、友達がいないので不安でした。けれど、その頃の6年生が遊んでくれたり、同級生の子とも仲良くなってとても楽しかったです。シニアリーダーキャンプの時は、友達と遊んで楽しかったのが思い出に残っています。今までありがとうございました。」

 

「一番の思い出は、6年生でみんなと過ごせた事です。外で『畑部』という部活を開いていて、みんなで野菜作ったり、R先生と色々話し合ったり、収穫した野菜を食べるのもいい思い出になりました。そして、6年生になってみんなとの関わりも深くなり、楽しかったです。6年間ありがとうございました。」

 

「一番思い出に残っているのは塚ちゃん(塚本指導員)のやさしさや、神ちゃん(神保指導員)のやさしさです。1年生の頃はまわりに慣れるのに時間がかかったけれど、塚ちゃん神ちゃんが優しく接してくれたのが嬉しかったです。夏休みとかに出してくれた、K先生のごはんも美味しかったです。6年間ありがとうございました。」

 

「途中から入ったんですが、塚ちゃん(塚本指導員)・神ちゃん(神保指導員)が支えてくれて、友達もたくさんできて良かったです。ありがとうございました。」

 

「一番思い出に残っているのはシニアリーダーキャンプです。男子と女子に分かれて基地を作っておかしを食べたり、ターザンのようなものを作って遊んだり。夜に枕投げをしたのも覚えています。あとは、学童の行事では、映画を観に行った事も楽しかったです。6年間ありがとうございました。」

 

「江の島水族館に行った事が心に残っています。友だちと深海コーナーにいたら、知らないうちにイルカショーとか終わってしまっていたけれど、とても楽しかったです。6年間ありがとうございました。」

 

「5年生の大家族旅行でのフォレストアドベンチャーが思い出に残りました。何時間もやっていたせいで、次の日筋肉痛が大変だったけれど、とても楽しかったです。6年間ありがとうございました。」

 

「5年生の時に行ったシニアプログラムが楽しかったです。高学年だけで遊ぶ機会がなかなかなかったのでとても楽しかったです。3年生とか4年生の頃はたくさん脱走して迷惑もかけましたが、とても楽しかったです。ありがとうございました。」

 

「くでんで3年過ごし、くぬぎで3年過ごしました。学童というのは聞いた事がなかったので、最初は緊張しましたが、すぐに慣れました。途中、学校の子と遊びたくなって学童に行きたくない時もありました。けれど、学童に行くと優しい塚本先生と神保先生がいてくれて、学童をやめたいという気持ちはなくなりました。その後、転校があってくぬぎに行く事になったけれど、塚本先生・神保先生と離れるのが最初は嫌でした。でも、T先生がいて、くぬぎの事もすぐ好きになりました。くでんの先生たち本当にありがとうございました。そして、学童に行かせてくれたお母さん、本当にありがとうございました。」

保護者スピーチ

「1年生の時は青い学Tを着ていた6年生が本当に大きく見えたんですが、今は1年生の時の映像を見るとこんなに小さかったんだなぁと思います。低学年の頃はほとんど毎日来ていて、学童に育ててもらいました。高学年になると習い事があって学童に週1回くらいしか来られなくても、『学童だけは辞めない』と言っていました。本人にとって子どもらしくいられる居場所だったんだなと思います。

これからも何かしらの形で学童に恩返しができるような関わりを持って行きたいと思っています。本当にありがとうございました。」

 

「先生方、長い間ありがとうございました。初めて学童に来たのはおなかの中にいる時でした。上の子2人が学童に通っていたので、おなかの中にいる頃から通い続けました。学童歴は13年ですね。

生まれてからも当時の学童っ子たちにたくさん可愛がってもらいました。それで学童って楽しいんだろうなと思ってくれていたと思います。これで卒所かと思うと本当に感慨深いです。今までありがとうございました。」

 

「小学校入学前も、上の子がいたので、保育園のお迎えの帰りに寄ったり、学童行事も幼児組として一緒に参加しました。私が役員もやっていたので、役員会にも何回も連れて来ました。それを今とても懐かしく思っています。

ここまで通えて本当に良かったなと思っています。6年間通うというのはなかなか難しく、続けられた事自体にとても価値がある事だと思っています。ありがとうございました。」

 

「6年間を思い返すと熱い思いでいっぱいです。新しい環境がとても苦手で入所時は学童に慣れるのにとても時間がかかりました。4月1日からは私も一緒に学童で過ごすという事が続いて…というスタートでした。それが、みなさんと一緒に色々な交わりや楽しみを持ちながら過ごさせてもらえたという事が、今は感謝の気持ちでいっぱいです。

友達との関わりの楽しみの中から学ぶ事は色々あると思いますが、その中で、子どもたち同士がその子の苦手なところや得意な部分をとても認め合いながら過ごしているなと思います。指導員の先生方たちも、その子たちそれぞれのいいところを常に認めてくれる視点を持って常に支えてくれました。

このような生活の場で育まれた事はすごくありがたいと思っています。

できる・できないといった目に見える成長だけでなく、目に見えない心の部分を育ててもらったなという気持ちが今とても強いです。子どもももちろんですが、私自身もたくさん支えられ、励まされ、たくさんの事を学ばせてもらいました。

お友達も保護者の方も先生方も、みなさんありがとうございました。」

 

「6年間ありがとうございました。1年生からの写真を見て、あんなに小さかったんだなと思いました。1年生の4月くらいは保育園の頃からの服を着ていたんですが、5月くらいからずっと学T以外は着ないようになって。今、子どもの写真を見返しても学Tの色でいつの時の写真かすぐ分かります(笑)中学生になったら何を着るのか心配です。

ずっと学童とともにあった小学校生活だったなと思っています。指導員方含め、多くの方に見守っていただいた事に感謝しています。ありがとうございました。」

 

「我が家は、上の子2人がが短い間ながらそれぞれ学童にお世話になっていました。小学校に入学した頃には、私が仕事をそれほどのボリュームをしていなかったので、学童には来ていませんでした。その後、4年生くらいになってだんだん家に一緒にいるのが煮詰まってくるようになりました。その頃、偶然塚本先生とバッタリ会った時に世間話として「ちょっと大きくて大変なのよね~」という話をしたら「学童に来てくださいよ!」と仰っていただきました。「え?行っていいんですか?私仕事フルタイムじゃないし。」と言ったところ「遊ぶだけでもいいからぜひ一回来てみてください!」と仰っていただいて。それがきっかけで4年生から来るようになりました。

それからは本当に放課後の居場所になりました。学校とかで多々難しい事があった時でも、学童だけは毎日行く事ができました。本当にもうひとつの家だなと思っています。本当に親子で助けられました。ありがとうございました。」

 

「スライドショーを見て、こんなに小さかったんだなと改めて思いました。上の子が来ていたので、放課後はここで過ごすんだろうなと思っていたと思います。初めて学童に来たのは神保先生の説明を聞きに来たのが最初でした。平日の19:30くらいからで遅刻してしまったんですが、待っていてくださって。神保先生のお話を一生懸命聞いていた初々しさがどこにいったのか?と思うくらい大きくなりました。

2年生の時は「宿題いっぱいたまってますよ」と塚本先生に教えていただいたり。コロナの影響でお休みしていた時期もあったんですが、学童に行きたいと自分から言うようになりました。学校と家とその間で過ごすもう一つの居場所として、大きい存在だったんだなと思っています。

低学年の頃は上級生に可愛がってもらい、自分が上級生となって上級生らしく過ごしていて。学童っていいところだな、本当に良かったなと思っています。卒業してもまた遊びに行きたいと言っていますので、時々来させてもらいたいなと思っています。ありがとうございました。」

 

「みなさんのお話を聞いてとても感慨深い思いでいっぱいです。色々な事が思い出されます。上の子がいるので、我が家としては11年お世話になっています。素晴らしい経験、安心して仕事に行ける、安心して預けられる場所。親同士のつながりから私にとってもたくさんの友だちができた素晴らしい場所です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今、上の子を見ていると、学童で過ごした経験が本人にとってとてもいい影響を与えているなと感じます。みなさんもこれから子どもたちが成長していく中で、学童で培った経験が活かされる事は間違いないです。私が保証します。

1歳の頃から一緒に学童に来ていて、大家族旅行も幼児組で参加しました。保育園の頃は学童にお迎えに行っても、私にしがみついて床に下りませんでした。その後、学童に入って、みんなから「〇ちゃんが歩いてる!」と言われた事もありました。そんな子が、自分の家にいるのと同じように自分を出せる場所にいられた、というのが本当に良かったなと思っています。そのおかげで6年間過ごす事が出来ました。

コロナの影響で一時休所していた事もありましたが、その後復帰して、小さい子たちの面倒を見ている様子も見られ、親としても嬉しく思っています。4月からもお手伝いに来ると言っていますので今後ともよろしくお願いします。ありがとうございました。」

 

「思い返せば6年前の4月1日。本人にとっても知り合いが1人もいない学童。色々不安な思いを抱えての入所でした。小学校から学童へ向かう途中、最後の坂道のところでだんだん足取りは重くなり、学童を目の前にしたところでピタリと足が止まり、なかなか部屋に入る事ができませんでした。それから、あっというまに6年が過ぎました。

夫婦ともに県外出身という事もあって、学童は何かあった時に頼れる本当にもう一つの家でした。朝から土曜保育をお願いする事があり、お迎えが遅いため指導員と2人で残ってしまう時は『なんで早くお迎えに来てくれないの』と怒っていた時もありました。下の子が2人いて、保育園のお迎えの後に学童のお迎えに行くため、遅くなってしまう事があり、寂しい思いをさせてしまう事も少なくなかったと思います。

学校の友達と遊びたいために学童を休みたいと言う時期もありました。学年が上がっていくにつれ、同じ学校から通っていた同姓の子がいなくなってしまったので、気持ちが分からなくないなとは思いつつ、親としては葛藤がありました。学童で学べる事も多く、何があった時のためにという事で、無事ここまで通う事ができました。親子ともども学童でたくさんの学びができたと思います。学校・学年を越えた付き合い、保護者同士の関わり、多くの事を通じて、家庭生活だけではできないたくさんのことを学ばせてもらいました。学年が上がると上級生らしくなり、6年生となった時には最高学年らしくなりました。

仕事の関係がお迎えが遅くなった時には、うちの子3人しかいない時もありました。そんな時は私自身も自分の家に帰って来たのかなと思うくらい、とても穏やかに過ごす事ができました。そんな環境を常に作っていただいた指導員方に本当に感謝しています。

この1年はコロナに翻弄された1年でしたが、この先どんな事があっても乗り越えていけると信じています。自分自身を信じて頑張っていって欲しいです。お世話になりました指導員方、保護者のみなさまありがとうございました。まだ下の子2人がおりますので、今後ともよろしくお願いします。」

 

「スライドショーを見て、1年生の時の娘はすごく小さかったなとビックリしています。今はこんなに大きくなって、靴のサイズも私より大きくなって兼用もできないくらい成長しました。去年はコロナで修学旅行もなく運動会くらいしか行事がなくて残念な年だったなと思ったんですが、生まれたからの出来事を色々と考えていました。保育園の頃を思い出したり、下の子が生まれた時の事を思い出したり。今は下の子と毎日ケンカをしていて、ケンカを止めるのがすごく大変です。もっと仲良くしてくれたらいいなって思っています。

自分でなんでも考えてやりたい事も決め、間違った事はやった事がないと安心しています。中学生になったら世界も広がって、楽しい事だけじゃなくなると思います。そういう時は学童に相談できる人たちがいると思います。私が子どもの一番の理解者としてなんでも話してくれるような親になりたいと思っています。

学童大好きなので、これからもお手伝いに来ると思います。見つけたら声かけてください。勢いあるドッチボールの球投げられるので、みなさん鍛えてもらってください。6年間ありがとうございました。」

 

「神ちゃん(神保指導員)のコンパクトで話す事が全てが頭から飛びました(笑)

最初大人数が入って来て圧倒されていました。新しいところに馴染むのが遅かったので、かなりの不安がありました。でも、人数が多かったおかげで、色々な遊びに関わる事もでき、楽しい日々を過ごせたんじゃないかなと今は思っています。6年間学童にいる事が出来て良かったなと心から思っています。

思い出を話すとキリがなくて。私が迎えに来た時も、子どもが学校から来る時も『おかえり』と迎えてくれ、とても安心できる場所だったなと思っています。どの親御さんも、朝起きてから仕事行って、お迎え行って、ごはん食べて、お風呂入って。寝るまでの時間、すごく大変な毎日を過ごしていると思います。お迎え来た時のほっとした瞬間が、私の癒しでした。神ちゃん(神保指導員)のキャラクターですごく癒されました。安心に過ごせた学童だと思います。

 

指導員方、みなさん本当にお世話になりました。日々の活動にとても感謝しています。これからも微力ではありますが、学童に協力して行きたいと思っています。下の子がまだいますので、今後ともよろしくお願いします。」

 

 

 

くでん建替えの中心人物として大変な尽力いただいたYさん。建替えの各種交渉や夢ファンドの導入、学童へ数かぞえきれない力添えを長年行っていただきました。お子さんが6年生で今年卒所となり、卒所式では学童へのお願いを語ってくださいました。

 

 

「新しい建屋を頑張って作りました。学校と家庭以外で安心できる居場所、親にとっても子どもにとってもそういう居場所はとても大事だと思っています。そして、くでん学童はそういう場所になり得るところだと思っています。そのような運営をこれからもずっと続けていただきたいです。 」

 

くでん学童では、春よりみなさんの居場所つくりをさらにパワーアップさせる予定です!詳細はまたホームページにてお知らせしますのでお楽しみに!

 

Yちゃんも卒所します!

アルバイトに来てくれていた、くでん学童OGでもあるYちゃんが学童の指導員として就職するため、くでん学童を卒所する事になりました。

 

塚本指導員がくでんの指導員になった頃、くでん学童っ子だったYちゃん。学童の中では、リーダーとして周りを仕切ってくれる存在でした。

 

普段、学童では大学生からアルバイトをお願いしていますが、Yちゃんなら大丈夫だろう!と特別に高校3年の受験が終わってからアルバイトとして来てくれる事になりました。

 

子どもたちと一緒に本気で遊んでくれて、みんなの事をどんどん引っ張ってくれる頼もしい存在なYちゃん。

 

そんなYちゃんが学童の指導員を志す事になりました。

『毎日が全然違う、新しいみんなと触れ合う。そんな平凡な日々がとても大事である事に気付き、そんな日々を支えている塚本先生・神保先生に憧れ、指導員を志すようになりました』との事です。

 

とても寂しいですが、大きな経験を積んで、より頼もしくなったYちゃんとなってくれる事、とても楽しみに、心より応援しています!

おうちも近いし、これからも遊びに来てください。

 

みんなで待っています!