くでん学童保育所は、1974年に建設以来、築45年となり、老朽化が進んでいました。ここ数年耐震の問題から、移転・建て替えの課題に直面してきました。また、横浜市の条例により、保育施設として一定基準を満たすことが必要となっています。このことから、保護者会および運営委員会で何度も検討を重ね、多くの困難な壁にも当たってきました。子どもたちは今現在の学童の場所が大好きで、愛着もあります。地域の方のご理解のもと、安心して日々の生活を送れていることを感じてきました。そういった観点から、なんとかこの土地で引き続き運営したく、準備してきました。
2月6日・7日に引っ越しが完了し、新建屋での保育がスタートしました。保護者たちが揃って羨むほどの、木のぬくもりいっぱいの建屋になっています。完成内覧会も予定していますので、ぜひお越しください。
多くの子どもたちに愛された旧学童建屋。解体の前に、学童っ子みんなで床や壁にお礼を書き込みました。
建替え資金は、OBOGの方・近隣の方、数多くの方にご協力いただいております。ご協力いただきましたみなさま、誠にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。
資金については、これまでの運営で行って来た積立金と私募債により、当面の目途をつけておりますが、建築基準法や消防法に適合するための追加工事費用、URから土地をお借りするにあたって契約にかかる費用などが追加で発生しており、学童運営費などより捻出した費用もございますので、引っ越し完了後も継続してみなさまからのご寄付を募っております。
現在、資金については「よこはま夢ファンド」を通じての寄付をお願いしております。在所者はもとより、在所者以外にも学童独自に特典を用意しておりますのでぜひみなさまからのご寄付賜りたく、ご検討お願い申し上げます。
よこはま夢ファンドとは:ふるさと納税と同じ仕組みを利用した、横浜市が主催している市民活動応援基金です。もっと活発に市民活動ができるような環境をつくりたいとの市民の皆様の気持ちを生かせる新しい基金です。
木造のあたたかみのある学童が建築される予定です。建築予定内容について確認されたい場合は学童までお問い合わせください。
新学童家屋の構造模型です。くでん団地夏まつりなど、学童が参加したイベントで掲示しました。
今回、建替え工事を行っていただくのは、栄区のイチキ大工さんです。くでん学童の保護者でもあるイチキさん。学童で毎日過ごす子どもたちのためにご協力いただく事になりました。
伝統工法を大切にされているイチキ大工さん。上棟式や子どもたちの木工体験なども企画予定です。